川崎麻世さんとの対談

WEBマガシンB-pulsに川崎麻世さんとの対談が掲載されました。

 

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相手の心身に想いを致すオーダーメイドの整体術

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川﨑 整体ルームを経営してらっしゃる高橋院長。こちらはいつオープン

   されたんですか?

高橋 2013年8月に開業しました。以前はある整体院に勤めていたのですが、

   異動で遠くに行くことになってしまったんです。でも、私の施術を

   受けたいというお客様たちから、「そこまで通えないから近くでやって

   ほしい」という声がありまして。それならと、独立することにしたんです。

川﨑 お客さんに望まれて開業というのは、理想的ですね。

   そもそも、高橋院長はなぜ整体の道を目指されたんでしょう。

高橋 私は海が好きで、大学時代はヨット部に入っていたんですね。

   ところがある日、ヨットを運んでいたらギックリ腰になってしまって。

   それからはずっと腰を悪くしていました。整形外科や鍼灸など、いろんな

   所に通ったのですが一向によくならず、もう治らないかな、人生終わり

   かな、と思っていたんです。でも、知人に紹介された整体院に通うと、

   びっくりするほどよくなった。30代前半の時でしたが、こういう仕事

   あるんだなぁと思いました。

川﨑 長年苦しんでいたから、よくなった時の感動はすごかったでしょう。

高橋 本当にそうですね。それで次第に、「自分のように苦しんでいる人たち

   少しでも楽にすることができないかな」という思いが強くなっていきました。

   さらに、当時私はエンジニアだったのですが、開発エンジニアはスポーツ

   選手同じで、限界年齢が高くありません。それに、定年まで頑張っても

   その後の仕事はなくなってしまう。でも整体師なら技術を身につければ

   ずっと働き続けられるじゃないですか。そうした思いが重なって、50歳

   過ぎにして整体院の門を叩いたんです。

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学生時代はヨットに、社会人になってからはスキーに没頭した

 

川﨑 なるほど、わかります。仕事はずっと続けたいですもんね。そして今は、

   整体師ならではの喜びも多いと思います。

高橋 はい。やはりお客様と接する仕事なので、喜びがダイレクトに伝わって

   くるのがとてもやりがいに感じますね。お客様の辛い症状が緩和された

   時は、自分のことのように嬉しくなります。

  「安く・いい施術を・多くの方に」 というコンセプトを掲げて、安価な

   料金設定にしていまして、シニアの方からも、とても喜ばれています。

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川﨑 そして施術をするうえでは、どんなことを大切にされていますでしょう。

高橋 お客様の状態をよく聞くということですね。整体にも技術を均質化する

   為マニュアルがあるのですが、それに沿っているだけではダメなんです。

   やはり一人ひとりお客様の体は違いますから、いかにその人の状態に整体師

   が合わせられるかが重要だと思います。

   そのため「普段はどんな暮らしをしているのかな」 と、その人の生活や

   気持ちを感じることを心がけていますよ。

川﨑 その人の暮らしを 「感じる」 というのは、独特な表現ですね。

高橋 この方の仕事はデスクワークなのか、立ちっぱなしなのか、はたまた、

   外回りで動き回っているのか。毎日どんな生活をされているかによって

   体の症状も対処の仕方も変わってきます。施術はほんの1時間ほどですが、

   毎日の生活のほうが遥かに長いので、普段の動作やストレッチについても

   アドバイスします。でも、その方の環境や、あるいは精神的な部分で、

   ローリスクな動作やストレッチを心がけることが難しい場合があります。

   むしろ、この場合のほうが多いんです。だって、疲労困憊して帰宅すれば、

   ストレッチする気力もないじゃないですか。そういった状況まで想いを致し、

   暮らしを感じることが大事です。体への施術だけではなく、心の中を考えた

   アドバイスをしなければと思っています。無理なアドバイスはストレスに

   なるだけですからね。

川﨑 なるほど、心と体のバランスを整えるわけだ。

   今後の目標についてもお聞かせください。

高橋 短期的にはお客様をもっと増やしたいと思っています。

   長期的には、整体が普及していない発展途上国に行って、施術を指導できる

   ようになれるといいですね。現地の人に整体を覚えてもらえば、怪我の

   重症化を未然に防ぐなどして、薬が買えない人の健康にもお役に立てるはず。

   短期と長期、両方の目標に向かって、これからも努力していきます。

川﨑 ぼくも応援します。頑張ってくださいね!

 

「仕事を楽しむ」とは‥

 

自分の思いが直接相手に伝わる仕事なので、すごくやりがいを感じます。自分の

存在意義を見つけることが、仕事を楽しめるようになるコツじゃないでしょうか。

                               (高橋邦男)